シリツ・プログラミングキャンプ2013に参加してきました。

 シリツ・プログラミングキャンプ2013に参加してきました。

 シリツ・プログラミングキャンプとは、そもそも遥か昔、セキュリティ&プログラミングキャンプという学生向けのイベントがあったのですが、それが2012年以降プログラミングコースがなくなり、セキュリティキャンプというイベントに変わってしまいました。セキュリティしか扱わないとなると、プログラミングに興味がある学生は参加できません。

 そんな中で@umisamaさんが企画したのがシリツ・プログラミングキャンプです(ちなみにセキュリティキャンプとは一切関係ないようです)。

 私は去年は参加できたのですが、今年は参加者が多く補欠となってしまいました。今年は参加できないかなと思ってたのですが、当日になって参加している人から連絡があり、まだ余裕ありそうってことで急きょ途中参加させてもらいました。

 基本的に何かを作って各自それを披露するというだけのイベントで、まさにプログラミングキャンプのノリです! 発表内容は本当に多種多様で、カーネルランドからemacsをkillするプログラムを作ってた人、pagefaultでステルスなbreakpoint作ろうとしてた人、プロジェクターに繋げるたびにPCがフリーズしてた人などなど、なんでもあり状態でした。

 そして今回私が発表に使ったのがアセンブラテトリスになります。

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 落ちてくる16進ブロック(4bit単位)を組み合わて機械語x86)を構成するという少し変わったテトリスです。ラインが消えるとき、そのラインに書かれてあるHexデータを逆アセンブルし、正常に逆アセンブルできたら得点が入ります。できなければinvalidとなり、ラインが消えるだけです。まだα版でテスト用に公開しているだけの絶賛開発中状態でいろいろと不備があるかもしれません。右上の黒いところも現時点では特に意味ないです。いや本当は消した機械語をここで実行できるようにしようと思ったのですが、無理ゲーすぎたので別のルールを考え中です。

 こういう"よく分からないもの"を発表できるってのもシリツ・プログラミングキャンプのよいところだと思います。

 ちなみに東京大会は終わりましたが、関西大会は今週末にあるようです。興味があれば(そして関西在住の方は)ぜひ参加してみてください。